夏バテで、食欲が落ちてしまっていませんか？　〜夏にとって欲しい栄養素を大公開！〜

・水分
暑い季節は水分摂取が特に重要です。身体の６０％が水分と言われている人間にとっては、本当に大切です！
水分が、取れていないと、身体の働きが正常に働かなくなると共に、脱水や熱中症などの命に関わる症状が出てしまうため、
適切な水分摂取を心がけ、水や無糖の飲み物をこまめに摂取しましょう。

1日の水分摂取量の目安は、

（運動などをしていない状態）1日/約1.2〜1.5ℓ
（運動などをしている状態）　1日/約1.8〜2.0ℓ

※これらは、あくまで目安。『喉が渇く＝脱水が起きている可能性あり』のため、意識的にこまめに水分をとるようにしましょう！

・ビタミンC
ビタミンCは免疫力をサポートし、抗酸化作用を持つ栄養素です。
夏は新鮮なフルーツや野菜が豊富になる季節なので、オレンジ、イチゴ、キウイ、トマトなどの食品を積極的に摂取しましょう！
しかし、ビタミンCは、日光の光を吸収しやすくしてしまう性質があるため、朝ではなく、夜などに、摂取できるとベスト！

・ビタミンA
ビタミンAは皮膚や視力の健康に関与しています。
βカロテンを含むカロテノイドを多く含む食品（例：にんじん、ほうれん草、カボチャ）を摂取することで、ビタミンAを補うことができます。
ビタミンAは、紫外線を浴びると、その紫外線を受け止め、肌細胞が損傷するのをブロックする働きがあるため、
日焼け対策にもオススメの栄養素と言えます！

・ビタミンD
ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける役割があり、骨の健康をサポートします。
太陽光を浴びることで体内で合成されるビタミンDを摂取するために、適度な屋外活動を心がけましょう。
日焼け止め薬の塗りすぎは、ビタミンDの生成を妨げてしまう原因にもなるので、使用に注意が必要！

・カリウム
カリウムは電解質バランスを保ち、体内の水分調節に役立ちます。
バナナやスイカなどの食品に多く含まれています。
特に、大根は、カリウムを多く含み、摂り過ぎた塩分を排出したり、血圧を下げる効果もありますし、
暑さで、消化不良が起きやすい中でも、消化を助ける働きもあるため、進んで摂取してもらいたい栄養素です！
しかし、カリウムは、腎臓病の疾患を持っている方は、摂り過ぎに注意が、必要な栄養素なので、摂取量には注意しましょう！

・マグネシウム
マグネシウムは筋肉の収縮やエネルギー代謝に関与し、疲労回復を支援します。
ナッツ、種実類、葉物野菜などに多く含まれています。
マグネシウム不足が、熱中症の原因や、足が攣ったりする原因にもなりやすいため、意識的に摂れるといい栄養素の一つです！

・オメガ-3脂肪酸
オメガ-3脂肪酸は炎症を抑制し、心臓血管の健康をサポートします。
青魚（サケ、マグロ、サーモン）や亜麻仁油などに含まれています。
悪玉コレステロールを下げてくれたり、血圧を下げる効果もあるため、オススメ！
また、お刺身などは、暑い夏でも、食べやすさがあるため、意識的に摂取してみましょう！

・食物繊維
夏の季節には野菜や果物が豊富になります。
食物繊維は腸内環境を整え、便通を促進する効果があります。
身体の健康は、内側から良くないといけません。
暑い夏で弱っているからこそ、しっかり摂取するようにしましょう！

これらの栄養素をバランス良く摂取することで、夏の健康をサポートし、熱中症や体調不良を予防することができます。
夏で、食べにくい中でも、食事を抜く事なく、しっかりと栄養を補給する事を心がけましょう！